飛行機

マイルが貯まってしかたない

空を飛ぶだけで貯まるマイル

仕事やプライベートで飛行機に乗る機会は多いのが富裕層の特徴でしょう。人生を楽しむ達人として移動はスムーズなことが大原則。必然的に飛行機を利用する頻度や距離は一般の人より多くなります。すると知らないうちに貯まってしまうのが航空会社のマイル。社用で東京と大阪を何度も行き来しているといった短距離の積み重ねでは貯まるマイルに限りがありますが、富裕層のそれはとどまることを知りません。とくに海外へのフライトでは距離だけでなく、シートステイタスでもマイルの積算率は格段に違います。富裕層の方達はマイルをどうとらえているのでしょうか。

マイルが貯まるシンプルな仕組み

富裕層はみな豪遊しているわけではありません。外から見える姿は豪勢でも、プライベートでは質素な生活を心がけているという人も多く存在します。無駄遣いはしないけど払うときは豪快に!そのシチュエーションばかりがクローズアップされてしまいがちなので、富裕層は豪遊しているという定説になるのでしょう。そして豪快な支払に現金を使うわけがなくカード払いで自然とマイルが貯まってしまう、富裕層のマイルの貯め方はいたってシンプル。お金を使う場所は選ぶけど払うと決めたら躊躇しない、経済を回す動き方がマイルを貯めてしまうのです。
また、ほとんどのハイランク会員はマイルの使用期間が無期限になっています。消滅しないので使わない限り貯まる一方、これは飛行機を足代わりに使うハイレベルな生活の恩恵です。

マイルの使い方もシンプルに

マイルで受けられるサービスは航空会社によって違いますが、チケット代わりに使うほかはセレクトショップのような感覚でアイテムと交換できて内容も充実しています。しかし航空会社がセレクトしたアイテムは素敵なものが多いけれど、ラグジュアリーな生活を普段から送っている人には若干不釣り合い。貯まったマイルはチケットとして使ったりシートのグレードアップに使ったりと実務的です。国内の航空会社は海外のエアラインとも提携しているので、為替を気にすることなくチケットを購入できるのは魅力的でしょう。
最近は寄付や支援活動にマイルを使えるようにしている航空会社があります。森林やサンゴの再生、医療機関へマイルで貢献できるシステムで、「ノブレス・オブリージュ(自発的な無私の行動)」を表現できる絶好の機会として利用されています。心に余裕のある富裕層にこそ利用してほしいシステムです。