以前はセレブに人気のペットについて触れました。犬、猫、ウサギなど、富裕層以外でも養えそうな動物たちに焦点を当てましたが、今回はセレブならではの非常に珍しいペットたちを紹介します。

トラ

動物園の織の中から見るのが一般的なトラ。凶暴なイメージがありますが、「トラを飼っている・飼っていた」というセレブは何名も存在します。例えば、とある俳優にはベンガルトラを飼っており、このベンガルトラは飼い主と一緒に映画に出演したことも。また、ホワイトタイガーを3頭飼っていたボクシングチャンピオンもいます。ただ、このホワイトタイガーの餌代が月額40万円以上まで膨らんだため、最終的には友人に売ってしまったという経緯もあります。

ライオン

世界有数の石油埋蔵国であるクウェートでは野生動物を飼育するセレブが多く、猛獣を飼うのがトレンドになっています。クウェートで野生動物飼育ブームを作った富裕層の方は、ライオンをはじめ、チーター、ミーアキャット、馬、サルなども飼育しているそうです。

広大な敷地でライオンやトラを多頭飼いしている女優も。後に動物愛護活動家・自然保護活動家としての活動も精力的に行い、保護区を設立するまでに至りました。

キンカジュー

キンカジューは、パッと見るとサルのように見えますが、実際はアライグマの仲間。中南米にある熱帯雨林の樹上で生活しています。主食は果物やハチミツで、わざわざミツバチの巣を襲ってまで蜜を食べる様子からハニーベアーという愛称でも親しまれます。この動物をペットにしたセレブが登場したことで一躍有名に。飼い主も非常に可愛がっていましたが、腕をかまれてしまい、破傷風の注射を打ったことが話題になりました。

ブタ

家畜という印象が強いブタですが、とても賢く、人懐っこく、富裕層の間ではペットとしてかわいがることもあります。食用のブタと愛玩用のブタは別品種。また、犬とほとんど同じ条件で飼えるという魅力もあります。中には、ペットと一緒にスパを楽しむセレブも。

ワラルー

とあるミュージシャンが飼い始めたことで話題になったワラルー。
ワラビーよりも小さく、カンガルーよりも大きいことから、それぞれの名前を取ってワラルーと名付けられています。ワラルーを手に入れるにはいくつかの手続きと登録が必要ですが、彼の場合はブリーダーからこっそりと購入し、自宅の庭で飼っていました。ある日庭から逃亡して近所を跳ね回っているのを見つかり、違法性を問われましたが、正式に登録をして飼育を続行したそうです。