絵画などのコレクションは、持ち主が亡くなったり、引っ越しをしなければならなくなったり、さまざまな理由で手放せざるを得ないケースがあります。
ですが、処分するにしてもその絵画にどれくらいの価値があるのか気になる点です。遺品整理や引っ越しで絵画を手放したいものの、どこへ買取に出せばいいかわからず迷っている人も少なくないでしょう。そこで、美術品や絵画の処分方法や絵画を高く売る方法について紹介します。
絵画を高く売る方法
絵画コレクションや骨董品などの美術品は、どのようにしたら売却できるのでしょうか。
絵画買取店に出向いて売る
絵画が持ち運びできる小さめのサイズなら、近所の買取店にいくと良いでしょう。
絵画や骨董品の中には、数千万円するものもあります。売却をする際に家族や親族に知られると防犯上危ないと感じる人におすすめの方法です。その際に絵画や骨董品に付属していた鑑定書や箱も持っていきます。事前にいつ出向くのか伝えておくとスムーズに査定が進むでしょう。ただ、絵画や骨董品を持ち歩いて傷つけてしまうと価格にも影響するので気をつけましょう。
ネットオークション・フリマアプリを使う
近年はネットオークションやフリマアプリでの美術品の売買も盛んに行われています。
インターネットを通じて取引するため、忙しい人にはピッタリの売却方法です。ただし、絵画の価値を知っていて値引き交渉をしてくる人も少なくありません。値引き交渉だけならまだしも、落札者から音沙汰がなくなる可能性もあります。さらに輸送中のミスでキズが付き取引相手とトラブルになる可能性もあります。オークションに出す前に買取業者に出して価格を査定してもらってから出品するといいかもしれません。
絵画買取サービスに査定してもらう
「美術商」という美術品の売買を専門に行う人も居るように、業者や企業の中には絵画の買取を専門に行うサービスも少なくありません。総合美術買取センターでは、さまざまな絵画の鑑定をしています。
西洋、東洋問わず幅広く鑑定をしているのもポイントのひとつです。作家名がわからなかったり、鑑定書がない場合もちゃんと鑑定してくれます。最近ではLINEを使った写真鑑定にも対応しているのも特徴。遠方に住んでいてもある程度の金額を査定してくれます。査定額は他の買取業者に比べ高めであることも魅力です。
このほかにも、絵画買取を専門に行うサービスは多く、「高く売れるドットコム」が運営するプライベートバイヤーや、オークションを自社で開催する美術品買取センターなどが存在します。絵画のほか、茶器や掛け軸、アンティークのおもちゃの鑑定を行ってくれるサービスも少なくありません。