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本当の富裕層が貯めている貯金額とは

日本の富裕層は増加傾向にあり

日本国内において富裕層と呼ばれる方は増加傾向にあります。
富裕層の基準としては勢多の純金融資資産保有額が1億円以上5億円未満である事を指しますがこの割合は現在114万世帯前後とされておりいわゆる超富裕者層と合わせると122万世帯とされているのです。
こちらに不動産は含まれて居らず純粋な金融資産となります。

いわゆる富裕者層の貯蓄額として総務省が発表した家計調査によると二人世帯の場合1千万円前後~2千万円前後が相場とのことです。
年齢と共にこちらは貯蓄額が増え4千万円前後の貯蓄を誇る富裕者世帯も珍しくないとされています。
あくまで世帯やケースによっても異なりますので一概には言えませんが優に1千万円を越える貯蓄を行っている富裕者層がほとんどと言えるでしょう。

貯蓄の内容は現金だけではない

貯蓄の内容としては預貯金という現金の形だけではなく生命保険などの保険という形もあれば株式や年金保険という形で賄っている富裕者層も少なくありません。
投資をたしなんでいる富裕者層は特に投資信託や株式という形で貯蓄を担っており年々こちらを預貯金や保険の形に変えている方が多いでしょう。
こちらもケースバイケースではありますがリスク分散を行う目的で敢えて貯蓄内容をばらけさせているという投資家もいます。

また貯蓄の際には銀行など金融機関のみではなく自宅金庫保管という方もいれば各種積立金として預けている、有価証券として形を変えているという方など多種多様です。
富裕者層の貯蓄方法には正解がなく自身のライフスタイルに合っている貯蓄方法を選択している方が多いとされています。

投資を続ける富裕者層

これだけの貯蓄をより一層増やす為にも投資にある程度の貯蓄を分配する富裕者層は少なくありません。
ただし多少損が出てしまっても痛く無い程度の投資を行っていますので万が一リスクが出たらしょうが無い位の軽い気持ちで行っている富裕者もいます。

ですが富裕者が富裕者たるのはやはりその貪欲な精神。
生きたお金にする為に投資をするからにはその価値があるかどうかのチェックを行って投資をしたい応援したいと思えるような物か判断する目を持っています。
ただお金をドブに捨てる気持ちでお金を投資するのではなく貯蓄を増やしより一層儲けることこそ富裕者層の多くが投資にかける思いと言えるでしょう。

また貯蓄額が増えることで生前贈与という形で早い段階で家族に物を渡す富裕者層も増えています。
こちらもご家庭にもよりますがある程度の預貯金を不動産などの形にして生前贈与するご家庭も多く相続税対策に積極的に乗り出している方も多いでしょう。
後からトラブルにならないように生前贈与を積極的に行っている富裕者層も多く貯蓄を殖やしながら各種手続きを行っている方も少なくありません。