映画やドラマでは雇い主の周囲につき、いざという時は身を挺して守るボディガード。
身の安全を守ってくれるという印象がありますが、実際はどのような職業なのでしょうか。
危険を未然に防ぐのが仕事
ボディガードが実際に取っ組み合いになることは非常に少なく、ドラマや映画のように武器を持つということはありません。
特に民間企業では拳銃や警棒などの所持は認められていません。
危険な状況から身を守るでは遅く、そのような状況は攻撃する相手が優位だからです。守り切れる確率が下がります。
ボディガードは、戦う状況を作らないよう、常に周囲のチェックを怠りません。
雇い主を守るため、任務から離れることはできず、食事やトイレが難しい状況もあります。
ボディガードはいくらで雇えるのか
警護会社によって金額設定は様々。時間制のところが多く、1日8時間以内で5万円前後からスタートが多いようです。
ボディガードは一人で雇い主を守るということはなく、チームを組んで対応します。人数で対応するため、総額はケースバイケースです。
ボディガードを頼む人とは
ボディガードがつくのは皇族や政府関係者、企業役員などというイメージがあります。
実際、日本では日常的にボディガードをつける人はまれです。
しかしストーカーやDV加害者から雇い主を守るという依頼もあるため、一般人を警護するケースも増えています。
ドラマや映画との違い
雇い主の周囲に体格のいい男性というイメージがあるかもしれません。
実際は見た目が「いかにもボディガード」ではなく、ボディガードに見えないルックスの方も多く活躍されています。
ドラマや映画のようにボディガードが危ないから人前に出るなということはあってはなりません。
雇い主によっては命の危険が及ぶ場所にいかなくてはいけませんが、ボディガードは通常のように生活を送れるようにするのも仕事です。
実際に依頼することはないかもしれませんが、一度は守ってもらいたいですよね。