バケーション

もっと上質で贅沢なバカンスの過ごし方

旅に出る目的

まだ今の自分になれていなかった頃は、日々のストレスから逃れたいだけの旅行が多かったと記憶しています。行った先では元を取れとばかりに時間いっぱいでスケジュールを組み、ホテルに帰って寝るだけといった旅行もありました。
今は旅に出る目的が違います。現実逃避ではなく純粋に楽しむために、そして自分の中心を感じさせる旅はスケジュールだけでなく心にも余裕を持たせてくれます。
ここでは私が独身の頃に体験した「心を満たす」バカンスを2つ紹介。家族連れには家族連れの良さがありますがあのひとときをまた味わいたいと思っているのも事実。独り身のあなたはぜひトライしてください。

ハワイ島

ハワイ島はオアフ島に比べると日本人は少なめ、KTAスーパーが点在し買い物にはなにも不自由のない島です。オアフ島はワイキキビーチやアラモアナショッピングセンターなど、ハワイを十分に楽しめる島ですが、あまりにも観光客が多すぎるのが難点。対してハワイ島はゆったりと過ごすのにうってつけの場所なのです。
昼食後はマウナケア山に向けて車を走らせ高台からサンセットをじっくり堪能。夜空を見上げると今にも振ってきそうな星の数々に圧倒されます。澄んだ空気が私たちを空に近づけてくれてこの世に生まれたことを感謝したくなる瞬間です。
朝はカイルア・コナのホテルでのんびりモーニング。その後は庭沿いのカウチで軽く飲みながら読書タイムを過ごすのが定番です。滞在期間が長いならハプナビーチやプナルウ(黒砂のビーチ)、キラウエア・イキ・トレイルで大自然のエネルギーをチャージするのもおすすめですね。時間に縛られない旅ができるハワイ島が大好きです。

アジアならインドネシア

しっとりとした緑に囲まれていたいときはインドネシアに行きます。ホテルはコテージタイプが多く他の観光客とすれ違うこともほぼありません。プール付きの部屋を選んで緑と青のコントラストを楽しみます。街中の喧噪もここには届きません。ひたすら休んでゴロゴロして刺激的な毎日でキチキチのネジをゆるめていきます。携帯は通じるけど連絡は敢えてメールで。ホテルのスタッフとは英語で会話し日本語を遠ざけるのもエネルギーチャージの基本です。休むだけ休むと今度は頭がフル回転し始めます。新しい企画を練ったり滞ってた仕事の見直しをしたり、ゆったりした気持ちだとニュートラルに判断できるのが最高です。
エネルギーを感じたりネジをゆるめたり海外に身を置くことでリセットする、そんな大人の旅をおすすめします。